さんだいとよくに ごとていえん

竪川河川敷公園内、本格的日本庭園「三代豊国五渡亭園」が平成24年8月11日(土)午前10時に開園いたしました。ご家族で、カップルで、皆さんでお越しください。
   ●三代豊国五渡亭園とは

三代歌川豊国は江戸末期の超売れっ子浮世絵師でした。親友、式亭三馬の日記によれば「本所五ツ目渡し場(現・五の橋)の際に住し」、蜀山人から「五渡亭」の号を贈られたとあります。数々の作品の中に女とも見える妖しい色香を放つ男の錦絵があり、交友のあった黙阿弥の演目「白波五人男(弁天小僧)」の着想に繋がったとも云われています。
その弁天小僧を初演した十三代市川羽左衛門の先祖は大東京信用組合・亀戸支店の脇を走る「旧千葉街道」を少し下った自性院に眠ります。点と点が繋がり、かつての風雅人たちの盛んな交流の様子が浮かびます。

今回「三代豊国ギャラリー」の浮世絵展示に際し、亀戸3丁目の日本そば店「旬香庵 前野屋」さんが所蔵している浮世絵数百点の内、三代豊国の作品百数十点をお借りしてデータ化し展示させていただいております。社長の永井宏幸氏に感謝申し上げます。ありがとうございました。
 

 
朱塗りの太鼓橋

東屋でご休憩
 
かわらぬ恋の池

江戸時代、亀戸あたりでは江戸城の瓦を造っていました。この瓦と鯉をかけて「かわらぬ恋の池」と名付けました。カップルでお散歩などいかがですか?600匹の鯉が泳いでいます。

江戸城と亀戸の意外な関係
興味を引くお話が山盛りです
 
モニュメントとじゃぶじゃぶ池

五渡亭園中央のお休み処。子供たちはじゃぶじゃぶ池でお母さん方はこちらでお休みください。

 
寛永通宝噴水

江戸時代今の亀戸3丁目にあった「銭座」では「寛永通宝」が鋳造されていました。これにちなみ寛永通宝をかたどった噴水をつくりました。周りは子供たちが入れる「じゃぶじゃぶ池」


寛永通宝噴水は、夏場のみの稼働となります。
 
三代豊国ギャラリ− 左側

常時22枚の浮世絵が展示されます。季節ごとに浮世絵が変更されますので、ご期待ください。

 
三代豊国ギャラリー 右側

場所は明治通り五ノ橋下。上部が橋げたです。
 
二人乗り人力車(開園イベントにて)

開園イベントでは「二人乗り人力車」の無料乗車、ほか「アメ細工」「チンドンヤ」「紙芝居」「和太鼓演奏」「東北物産展」「地元商店によるバザール」等様々な催物が行われました。

次回のイベントにご期待ください。

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